新MacBook Airは、プロセッサ以外にもいくつか変更が加えられている。なかでもユーザーにとって大きな変更がインタフェース周り。従来はUSB 2.0ポートが2基搭載されていたが、新モデルでは、いずれもより高速なUSB 3.0に変更された。実はMacにUSB 3.0が搭載されるのは今回が初めて。
電源コネクタも従来とは異なる形状のMagSafe 2に変更された。コネクタ部が薄くなっているので、ちょっとした力ですぐ外れるのが特徴。そのため従来よりコネクタの根元部分に負荷がかかりにくく、断線もしにくくなっているようだ。ただしこの変更に伴い、LED Cinema DisplayやThunderbolt Displayなどの旧MagSafeコネクタをそのまま本体の差し込み口に取り付けることはできなくなった。これらの製品を使っている人は、今回のMacBook Airと同時に発表された「MagSafe - MagSafe 2コンバータ」を使用する必要がある。
電源コネクタは新形状のMagSafe 2に変更された。旧型とは形状が違うため、LED Cinema DisplayやThunderbolt Displayに搭載されているMagSafeコネクタを装着するには別売のコンバータが必要になる |
液晶ディスプレイは、サイズ、解像度ともに前モデルから変更はない。しかし、ディスプレイ上部に内蔵されているFaceTimeカメラは、720pのHD動画を撮影できるFaceTime HDカメラに変更されている。これによって、FaceTime HDカメラを搭載した機種同士であれば、ビデオ会話もより高精細な映像で楽しむことが可能になった。
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