あの製品がついにPCI Expressに対応!

今週、秋葉原で一番の話題はアースソフトのチューナーカード「PT3」だろう。従来モデル「PT2」はPCIバスの拡張カードであったが、PT3ではPCI Express x1に変更されたことが大きな特徴。それ以外の仕様はほぼ同じだが、アンテナ接続端子は改良されており、4端子から2端子に減っている。価格は14,000円前後。

製品パッケージは非常にシンプル。しばらくはこの争奪戦が…

ロープロ対応になっており、スリムタイプのPCでも利用可能に

ドライバ、SDK、サンプルプログラムのみ同社のWEBサイトから提供され、通常のチューナーカードのような試聴/録画ソフトは付属しない点は従来と同じ。またB-CASカードも付属しない。

各ショップへの入荷はそれほど多くなく、開店時に並んでいるお客さんで完売の様子。PT2のときも品不足が長く続いたので、今回もしばらく入手が難しい状況になることが予想される。ショップのtwitterアカウントなど、速報性が高いソースをチェックするようにしよう。

日本の自作PC市場では、このPT2の影響もあって、PCIスロットを搭載するマザーボードに根強い人気があった。後継製品がついにPCI Expressに対応したことで、PCI ExpressのみのMini-ITXマザーボードなども再注目されることになるかもしれない。

当面は品薄が続きそうだが、電話での問い合わせは迷惑なのでやめよう