NOTTV対応モデルを5機種追加、年度内100万契約へ加速

続いて、NOTTV対応スマートフォンを紹介。NOTTVは、アナログテレビ放送停波にともなって空いた周波数帯で提供されるモバイルマルチメディア放送「モバキャス」に対応したサービスで、ドコモが出資しており、オリジナル番組などを放送している。

NOTTV対応端末は、スマートフォン5機種、タブレット1機種の機種に拡大。なお、ここにはOptimus Vu:のコラボレーションモデルL-06D JOJOが入っていないが、実際は対応している

これまでは2機種のみしか対応端末がなく、契約数は3万5,000契約ぐらいとのこと。今年度中に100万契約を目指しており、今回の5機種の対応モデルの追加で、さらに契約数を伸ばしていきたい考えだ。山田社長は、同社の動画配信サービス「VIDEOストア」が開始5カ月で100万契約達成したことを引き合いに、「NOTTVは400円(税抜き)、VIDEOストアは500円(同)で、番組が面白ければ、役に立つというのであれば伸びると思う」とコメントし、今後の番組編成によってさらに契約数を獲得できると想定する。

対応機種としては、「MEDIAS X N-07D」「REGZA Phone T-02D」「Optimus Vu: L-06D / L-06D JOJO」「AQUOS PHONE SV SH-10D」「ELUGA Live P-08D」の5機種となっている。なお、今回はHDMI端子搭載のNOTTV対応端末が用意され、テレビに接続してNOTTVの番組を出力できるようになっている。

3インチ台から5インチ台まで、幅広いサイズ

続いて、スマートフォンの画面サイズの説明をする山田社長。「スマートフォンは4インチのサイズを想像する人がほとんどではないか」として、実際に同社のラインナップでも10機種が4インチ台の画面を備えている。しかし、もっと大画面で電子書籍を読みたいという要望に応え、5インチサイズのモデルを2機種投入。逆に3インチ台も4機種用意し、「サイズバリエーションを豊富にした」と山田社長は説明する。

画面サイズのバリエーションも拡大

3インチ台のコンパクトスマートフォンとしては、「AQUOS PHONE st SH-07D」を紹介。手にすっぽり収まる3.4インチの画面に幅54mmというサイズに、防水性能やおサイフケータイなどの機能を搭載。独特のデザインのストラップホールやメタルフレーム帳デザインを採用している。「デザインや機能を妥協したくない人にぴったり」と山田社長。

AQUOS PHONE st

本体カラーは3色を用意

5インチ以上の端末としては、「Optimus Vu:」を紹介。画面の比率が4:3の5インチ液晶を採用し、紙の書物やノートと同じ比率で、電子書籍やWebが読みやすい 形状になっている。5インチクラスでは1,280×720ドットの5インチ液晶を搭載した「ELUGA power P-07D」も投入。春モデルの「GALAXY Note SC-05D」も5.3インチHDディスプレイを搭載しており、大型サイズも選べるようにしている。

Optimu Vu:

大画面IPS液晶にタッチペンが付属する

同じく5インチのELUGA power