ハイエンドCPUクーラーが2種類

Cooler Masterからは、サイドフロー型のCPUクーラー新モデルが2種類登場。

「X6」はフィン形状が特徴的な製品。ハニカム(蜂の巣)構造になっており、通常の平板型のフィンに比べ、表面積が20%拡大。それにより、放熱性能が大幅に向上したという。また、6本のヒートパイプの取り付け位置を斜めにすることで、ケース内のエアフローをスムーズにする効果もあるという。

ど派手な赤いファンが特徴的な「X6」

フィンの形状が特徴的。凸凹を付けて表面積を増やした

クーラー本体に対し、CPUベース部分が斜めになる

ファンを斜めにすることで、エアフローを最適化する

12cm径の冷却ファンを1つ搭載。回転数600~1,900rpmのワイドレンジPWMファンで、ノイズレベルは8~27dBAとなる。価格は7,000円前後だ。

「Hyper 412」は、ヒートシンクの両サイドにファンを搭載するデュアルファンCPUクーラーながら、厚みを抑えた製品。厚さ15mmの薄型ファンを採用することで、クーラーの大きさは幅132mm×奥行き106mmに抑えられており、マザーボードやケース側との干渉が減りそうだ。ファンの回転数は500~1,600rpmで、ノイズレベルは8~30dBA。価格は6,000円前後だ。

デュアルファンCPUクーラーの「Hyper 412」

薄型ファンの搭載により、クーラーの厚みを抑えた

CPU接触面はヒートパイプ直付けとなっている

ヒートシンクを搭載した背の高いメモリにも干渉しにくい