3DMark Vantage
まずは定番の3DMarkから、Vantageの結果。「Performance」→「High」→「Extreme」とプリセットを変更しながら負荷調整をし、総合スコアの3DMarks(3DMark Vantage - Overall)と、Graphicsテストを抽出したGraphicsスコアの各スコアをグラフにまとめた。さすがにGTX 680には及ばない。HD 7970比でも少し不利な傾向のようだが、GK104を採用しているためだろうが、純粋なGraphicsテストの項目では負荷アップでのスコアの推移が一定で、高負荷で急にスコアが落ちて引き離されるようなこともない。
3DMark 11
続いては3DMark 11だ。Vantageと同じくプリセットを変更しながら負荷調整をした各スコアをまとめた。これもGTX 680に1歩及ばない結果だが、GTX 670とHD 7970のスコアがきれいに重なってしまっている。このDirectX 11のテスト環境では、GTX 670の性能は価格差を無視するレベルで優秀ということになる。
もう少し細かく各テストのスコアをまとめたのが上のグラフ。特に各ゲームテストで拮抗した点が、GTX 670がHD 7970並のスコアを出した要因となっていたようだ。