初のオリジナルクーラーモデル
GeForce GTX 680グラフィックスカードに、初のオリジナルVGAクーラー搭載モデルが登場。待っていたユーザーも多かったようで、完売となっていた製品も目立った。
特に人気だったのは、MSIの「N680GTX Twin Frozr III OC」。最新の「IV」ではないものの、定評のある「Twin Frozr III」クーラーを搭載しており、リファレンスモデルに比べ、GPU温度が22℃、ノイズレベルが10.2dB低下するという。コアクロックも、1,006MHz→1,058MHzに高速化されている。価格は64,000円前後。
GIGABYTEの「GV-N680OC-2GD」は、トリプルファンの「WINDFORCE」クーラーを搭載したモデル。コアクロックは、1,071MHzに高速化。補助電源コネクタも、通常の6ピン×2から6ピン+8ピンに強化されており、オーバークロック動作を強く意識した設計になっている。価格は61,000円前後。
Gainwardの「GW GTX680 2GBD5 Phantom」は、3スロット厚の「Phantom II」クーラーを搭載したモデル。一見ファンレス風だが、フィンの内側に8cmファンが2つ仕込まれており、コアクロックは1,084MHzへ、メモリクロックは6,008MHz→6,300MHzへと大幅に高速化されている。TWO TOP秋葉原本店での価格は61,780円。
またこちらはリファレンス準拠のモデルだが、遅ればせながら、ELSAからもGeForce GTX 680搭載カードが発売。価格は65,000円前後と、他社モデルに比べ5,000円以上高くなっている。