日本語環境に特化したアプリ

GALAXY Note SC-05Dは、spモード、dマーケット、dメニューを始め、各種ドコモサービスをサポートしている。さらに日本語は標準フォントに加え、5種類のフォントから選択できるようになっている。

ホーム画面とアプリ一覧。ドコモサービスにも対応している。また、表示フォントも6種類から選択できる

前述の通り、日本語入力にはiWnnをベースにした「Samsung日本語キーパッド」を搭載。設定から「音声入力」のチェックを入れるとGoogleの機能を使った音声入力が、「手書き入力」にチェックを入れるとmazecを使った手書き入力機能が選択できる。予測変換や候補学習、入力ミス補正、マッシュルーム連携、ユーザー辞書など、日本語IMEに必要な機能は過不足なく備えられており、mazecとの連携も含めて、標準で利用することができる。

また、設定の「言語とキーボード」から「片手操作」のチェックボックスにチェックを入れると、キーボードを画面の右または左に通常の3分の2ほどのサイズで表示できる。これは片手でも入力しやすくするための機能だ。

「片手操作」にチェックを入れると、Samsung日本語キーパッドが小さくなる。QWERTYキー、テンキー、電話番号入力キーも同様

日本語入力機能としては、Samsung日本語キーパッド以外に「Swype」も搭載。こちらは、画面のキーボードをなぞっていくだけで入力文字を予測するというもの。これもペンを使った入力がやりやすい。

Swypeの画面

Samsung Electronicsでは、Sペンを活用したアプリの開発にも力を入れており、開発者にSDKを公開してアプリを増やしていく考え。すでに海外では同様の取り組みが行われており、サムスンのアプリ配信マーケット「Samsung Apps」では、Sペン対応アプリカテゴリ「S Choice」がある。今後、日本語アプリの拡充も図っていきたいという。

Sペン対応アプリが一覧表示され、ここからアプリをダウンロードできるS Choice

ワンセグやNFCに対応

日本独自機能として盛り込まれたワンセグは、縦位置の場合、画面上部に「チャンネル」「予約」「TVファイル」「TVリンク」の4つのタブが並び、その下にテレビ画面が表示される。下半分には大きくチャンネルが表示される。

ワンセグの視聴画面

チャンネル切り替え画面

テレビ画面の横には「番組表」「全画面表示」のボタンがあり、番組表ボタンを押すと視聴しているチャンネルの番組表が表示される。大画面の割に、ラテ欄のような表示ではなく、1画面1チャンネルという表示は残念なところ。

メニュー画面

番組表。予約をするとマークが表示される