SilverArrowがパワーアップ

Thermalrightからは、サイドフロー型の大型CPUクーラー「SilverArrow SB-E」が登場。「SilverArrow」の後継で、LGA2011に対応したモデルとなるが、冷却能力を強化するために、デザインは大幅に変更されている。価格は8,500円前後。

Thermalrightの「SilverArrow SB-E」。LGA2011に対応した

まず冷却ファンは、14cmファン「TY-140」×2個から、新デザインの14cmファン「TY-141」と15cmファン「TY-150」に強化。15cm径というのは極めて珍しいが、このファンのスペックは、回転数が500~1,100rpm、ノイズレベルが17~21dBA、風量が38~84CFMと、静音ながら風量が多いファンとなっている。

付属ファンは14cmと15cm。15cmファンのネジ穴は、一辺が12cmでもう一辺が14cmという変則タイプ

従来モデルのファン(左)との比較。ブレードがなんだか花びらみたいな可愛い形状になった

ヒートシンクでは、ヒートパイプが8mm径×4本から6mm径×8本に強化。ファンにあわせ、フィンのデザインも最適化されている。

SilverArrow SB-Eのヒートシンク部分。刺々しいデザインになった

ヒートパイプの密度がすごい。なんと8本も搭載されている

ピンを曲げたくない人向け

PC DIY SHOP FreeTにて、Intel製CPUの取り外しに対応する工具が販売中。これを使えば、ソケットに対して水平にCPUを置くことが可能で、ピン曲げ事故を予防することが期待できる。同ショップでの価格は2,980円だ。

LGA2011向け(左)とLGA1155/1156向け(右)の2種類がある

工具でCPUを掴んで、マザーボードのソケットにセットする