FXシリーズCPUが4ギガ超え

AMDからは、新CPU「FX-4170」が登場。4コアではあるが、ベースクロックが4.2GHzと、同シリーズとして初めて4GHzを突破した(ただしターボ時は4.3GHzとそれほど伸びない)。TDPは125W。価格は13,000円前後と相変わらず安価だが、6コア/95WのFX-6100(3.3/3.9GHz)とほぼ同価格というのは、選択にちょっと迷うところ。

初の4ギガ超えのCPUとなった「FX-4170」

お約束のCPU写真。OPNは「FD4170FRW4KGU」だった

久しぶりのPico-ITX新モデル

COMMELLの「LP-170C」「LP-170G」は、Atomを搭載するPico-ITXのマザーボード。チップセットはICH8Mで、基板にはDDR2-667 SO-DIMMスロット、Mini PCI Expressスロット、CFカードスロットなどが用意されている。両モデルの違いはCPUで、170CはAtom D525(1.80GHz)、170Gは同N450(1.66GHz)を搭載。PC DIY SHOP FreeTでの価格はどちらも29,800円。

COMMELLの「LP-170」。ヒートシンクには小型ファンが搭載されている

バックパネルのI/OはVGAとPS2とLANのみ。オーディオやUSBは基板から

メモリスロットやCFカードスロットは裏面に用意されている

ケーブル類が付属する。電源はACアダプタが利用できるが別売

マザーボード単体だとガワを自作する必要があって面倒――という人には、LP-170Cが入ったベアボーン「CMB-170」がオススメ。大きさは125×90×80mmしかないが、2.5インチHDD/SSDを搭載するスペースがある。80WのACアダプタが付属するほか、USB×4ポートやDVI出力も標準で用意されており、使いやすい。同ショップでの価格は47,780円。

小型ベアボーン「CMB-170」。前面にはUSBやオーディオの端子がある

こちらは背面。DVI出力も用意されているのは嬉しいところだ