FreeTオリジナル"まな板"にATX版

PC DIY SHOP FreeTにて、同ショップオリジナルのオープンケース(いわゆる"まな板")が発売中。「FT-atxITA01」という製品で、コンセプトはすでに発売済みの「FT-miniITA」と同じく、スチール製の底板にスペーサでマザーボードを浮かせ、その下にドライブ類の格納スペースを作るというもの。構成がシンプルなため、価格は4,980円と非常に安い。

底板は1mm厚のスチール製。これにスペーサ、ネジ、ナットが付属する(マザーボードは別売)

利用イメージ。ドライブ類はマザーの下に格納するが、電源のスペースはないので近くに置く形に

FT-miniITAシリーズはMini-ITX向けだったが、新モデルのFT-atxITA01はそのATX版。スペーサの長さは5cmで、マザーボードの下には5インチ/3.5インチ/2.5インチのドライブを格納することが可能だ。ドライブ類のレイアウトは自由度が高く、ユーザーの環境に応じて、配置は3パターンから選ぶことができる。

ドライブをネジ止めする場合、このような3パターンが可能。光学ドライブのスロットの向きを変えられる

スペーサをこの向きにすると、マザーのネジ止めが不要で交換が簡単になる。逆向きにすれば通常と同じにもできる

ちなみに、このFT-atxITA01に別途スペーサを追加し、FT-miniITAを積み重ねるようなことも可能。2台のPCを省スペースで運用したい場合などにいいかもしれない。

2つの"まな板"をこのようにスタックすることも可能。まるで城のようにも見える

拡張カード用の固定板もオプションで発売する(写真はイメージ)。ハイエンドGPUを使うにはいいかも