アプリに関しては、Xperiaシリーズおなじみの「Timescape」が今回もプリインストールされている。そのほか、音楽・動画再生に対応したメディアプレイヤーを標準装備。また、音楽視聴用には別途、専用のミュージックプレイヤーが用意されている。これはマニュアルイコライザーの利用が可能なアプリで、スタジオ/クラブ/コンサートホールの音響を擬似的に再現するモードを選ぶこともできる。加えて、オーディオ再生レベル強調技術の「xLOUD」の利用も可能だ。

Timescape(写真左)とメディアプレイヤーの利用画面

ミュージックプレイヤーの利用画面。音楽面での機能が大幅に強化されていると言えるだろう

このほか、モバイルWi-Fiルーターとして使えるテザリング機能を搭載しており、最大で8台までのWi-Fi機器をつなげることができる。また、エンターテイメント機能に関してはソニー・コンピュータエンタテイメントが展開するライセンスプログラム「PlayStation Certified」に対応。PlayStation Storeから、初代「プレイステーション」などのタイトルをダウンロードして楽しむことができるようになっている。

以上のようにXperia acro HD SO-03Dはスペック、プリイストールアプリともども大変充実したモデルで、完成度の高さがうかがえた。ワンセグ、赤外線などいわゆる日本仕様の機能も網羅されているので、スマートフォンが初めての人にもオススメできる。現在、新しいスマートフォンの購入を検討している人は、春からの新年度をこの全部入りスマートフォンと一緒にスタートさせてみてはいかがだろうか。

(記事提供: AndroWire編集部)