gPad全体の設定管理

続いてgPad全体の設定を管理するオプションを確認します。概ね初期状態のままで問題ありませんが、ユーザーによっては多重起動の許可を有効にしたくなるのではないでしょうか。同じもしくは異なるテキストファイルを並べて編集する際は、別ウィンドウで表示させた方が簡単ですが、タブをそのままデスクトップ上にドラッグ&ドロップすることで、ウィンドウを切り分けることができますので、同設定を強化する必要はありません(図10~11)。

図10 「ウィンドウ」では起動や終了時の設定が可能です。終了時に保存したウィンドウポジションを起動時に呼び出す<ウィンドウ位置を再現する>は有効にしておきましょう

図11 タブをデスクトップにドラッグ&ドロップすることで、別ウィンドウによる表示・編集が可能になります

「パネル」では、先ほどのアウトライン機能で呼び出したパネルに関する配色が可能です。初期状態は白背景に黒文字ですので、筆者のように黒背景が好みのユーザーはここで設定を変更しておきましょう。このほかにも設定項目は多数用意されていますが、残りは好みの範ちゅうとなりますので、使用前に確認してください。なお、ツールバーなどは<表示>メニューから表示/非表示を切り替えることができます。シンプルなウィンドウが好みの方は、合わせて設定しておきましょう(図12~13)。

図12 オプションの「パネル」からは、アウトライン用パネルなどの配色を変更できます

図13 ツールバーなどは<表示>メニュー→ツールバーなどから表示/非表示を切り替えられます。筆者はメニューおよび検索バー、そしてステータスバー以外は非表示にしました

次にスキン設定を行います。gPadにはスキン機能が備わっており、標準で11種類。公式サイトから17種類(2012年1月時点)のカラフルなスキンを選択することが可能です。ダウンロードしたZIP形式ファイルをskinsフォルダーに展開することで、同名のダイアログからgPadのスキンを変更することができますので、好みに応じてお選びください(図14~17)。

図14 公式サイトのスキン用ダウンロードページにアクセスし、スキン名をクリックしてZIP形式ファイルをダウンロードします

図15 [Win]+[R]キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「%appdata%\gPad\resources\skins」と入力して<OK>ボタンをクリックします

図16 図14でダウンロードしたZIP形式ファイルを展開し、skinsフォルダーに移動させます

図17 <ツール>メニュー→<スキン>とクリックして同名のダイアログを起動。一覧から適用するスキンを選択してください。画面は「Light Blend - Black」というスキンを適用しました