キーボードレイアウトを変更する

次はキーボードレイアウトの変更です。初期状態では101/104英語キーボードレイアウトが選択されていますので、106/109日本語キーボードレイアウトを「Keymap」から選択しましょう。特に難しい操作は必要なく、リストビューから「japanese」を選択するだけです。なお、<ショートカットキースイッチをWindows/Linuxモードにする>ボタンをクリックしますと、コピーやペーストに用いるショートカットキーがWindows OSと同じものになりますので、必要な方は実行しておきましょう。なお、初期状態では[Alt]+[C]キーでコピー、[Alt]+[V]キーでペーストとなります(図13~14)。

図13 Haikuメニューをクリックし、メニューから<Preferences>→<Keymap>とクリックします

図14 「Keymap」が起動したら左側のリストビューから「japanese」を選択してください。ウィンドウを閉じれば日本語キーボードレイアウトが採用されます

続いて行うのはフォント設定。初期状態でも日本語表示は可能ですが、あらかじめ日本語フォントを選択するのが無難でしょう。Haiku R1/Alpha 3にはVL/VL Pゴシックフォントがあらかじめ用意されていますので、「標準フォント」「太字フォント」「メニューフォント」を「VL PGothic」に変更します。各項目は即時変更されますが、常に起動しているTracker(Windows OSにおけるExplorer.exeのようなもの)には反映されませんので、ここで再起動を実行します。これですべての箇所に日本語フォントが適用されました(図15~18)。

図15 Haikuメニューをクリックし、メニューから<Preferences>→<Fonts>とクリックします

図16 フォント名のドロップダウンリストをクリックし、<VL PGothic>→<regular>とクリックします。「標準フォント」「太字フォント」「メニューフォント」に適用したら、ウィンドウを閉じてください

図17 Haikuメニューをクリックし、メニューから<Shutdown>→<Restart system>とクリックします

図18 再起動のデスクトップに並ぶアイコンの一部やメニューは日本語化されています(図09の画面と比べてください)