その思いがファンに伝わるからこそ、今の人気があるのだろう。彼女たちの魅力は光があたるステージの上でも、体力の限界を押して走り回る舞台裏でも色褪せない。しかし、アイドルにとって"裏側"を見せることはご法度ではないのだろうか。
高橋「1作目を見ていただいた方はご存知だと思うんですけど、前作もかなり突っ込んだ内容の作品でした。今回の突っ込み方も半端ないと思います(笑)。ステージ上の私たちがすべてではなく、舞台裏では一人の人間として葛藤することもあります。それを見た皆さんがどう感じるのかは、正直私たちにも分からない。とても幸せなことに、今の私たちはびっくりするぐらいたくさんの方に曲を聞いていただき、握手会などにも参加していただいています。それでも現状維持ではなく、もっと何か新しいことを始めたいと考えています。まだまだ、立ち止まりません。ドキュメンタリーに収められているのは昨年の活動ですが、私たちのその前向きな思いは伝わるはずです」
映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』は1月27日(金)より全国ロードショー。
(C)2011「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会