ゼロからはじめる「Acronis True Image Home 2012 Plus」 - データ同期や復元操作を活用しよう!

ブータブルメディアを作成しておく

「Acronis True Image Home 2012 Plus」には、Windows PE（Preinstallation Environment）環境に独自のレスキュー環境を作成して、「Acronis True Image Home 2012 Plus」を実行することもできる。もちろんこれらの操作はWindows 7はもちろんWindows PEに関する詳しい知識も必要だが、コンピューター中上級者が本製品を活用する場合は有用な機能となる。なお、「Acronis True Image Home 2012 Plus」をオンライン購入した場合、製品DVD-ROMが手元にないため、事前にAcronisメディアビルダでレスキューメディアの作成を行わなければならない。CD-Rメディアなどを用意してあらかじめ作成しておくことをお勧めする（図27～34）。

図27　「バックアップとリカバリ」タブにある「ブータブルメディアの作成」ボタンをクリック

図28　Acronisメディアビルダが起動するので、最初に「次へ」ボタンをクリック

図29　ツリーから「Acronis True Image Home」をクリックしてコンポーネントをすべて選択してから「次へ」ボタンをクリック

図30　起動オプションを入力してから「次へ」ボタンをクリック。なお、起動オプションの詳細はマニュアルを参照して欲しい

図31　メディアの選択をうながされるので、任意のメディアを選択して「次へ」ボタンをクリック

図32　ISOイメージファイルの場合はファイル名の入力をうながされる。任意の名称を付けてから「次へ」ボタンをクリック

図33　最後に設定の概要が示される。問題がなければ「実行」ボタンをクリックしてレスキューメディアの作成を実行する

図34　これでレスキューメディアの作成は完了した。同メディアを使えば図16～26と同じ操作を行える