FacebookのAndroid向け公式アプリである「Android用Facebook」も、GALAXY Tab 10.1 LTEでは利用できるものの、大画面で閲覧できるというメリットしかない。タブレットでの表示にも対応しているFacebookクライアントが「FriendCaster for Facebook」だ。
友達の更新情報であるニュースフィードは2ペインで確認でき、左側にニュースフィードの全体を表示して、右側で投稿内容やコメントなどを閲覧できる。また、友達とのメッセージのやり取りなども2ペインの画面で確認可能。画面の左端に表示されるメニューバーで表示項目を切り替えられるのも便利だろう。なお、GALAXY Tab 10.1 LTEを縦向きに持ったときは、1ペインのインターフェイスとなる。
Honeycombに対応したアプリは全体から見ると少なめで、探すのがやや難しいが、タブレット向けアプリを使えば、ソーシャルサービスをさらに便利に活用することができるだろう。
Facebookの公式アプリの場合も、インターフェイスがタブレットに最適化されていない |
タブレットでの表示にも対応しているFacebookクライアント「FriendCaster for Facebook」 |
* * *
GALAXY Tab 10.1 LTEでの動画・ソーシャルサービスの利用について紹介してきた。10.1インチの大画面は見やすく、動画サービスを楽しむのに最適な端末だ。標準搭載されている「Hulu」や「ビデオマーケット」「BeeTV」「よしもとケータイバラエティJOOKEY」などのアプリで、国内外のドラマや映画、バラエティ番組を視聴することができるほか、「Qik ビデオ for DOCOMO」を使って動画によるコミュニケーションも可能。
また、定番の動画共有サービスである「YouTube」や「Ustream」、「ニコニコ動画」もアプリやWebブラウザを利用して楽しめる。Wi-FiやXiによる高速通信が可能であり、大容量・高画質の動画もスムーズに視聴することができるのも嬉しい。
TwitterやFacebookなどのソーシャルサービスは、Honeycomb対応のアプリを使うことにより、一度で多くの情報を閲覧でき、スマートフォンよりも快適に利用することが可能だ。パソコンやスマートフォンで動画サービスやソーシャルサービスを利用する際に感じられた、機動力の悪さや画面の小ささといった不満も、GALAXY Tab 10.1 LTEを使うことで解消できるだろう。動画サービスやソーシャルサービスをより一層楽しみたい人には、GALAXY Tab 10.1 LTEはおすすめのタブレットだと言える。