メールの新規作成時や返信時には、大画面に表示されるソフトキーボードが使いやすい。スマートフォンの小さい画面でのソフトキーボードが苦手という人でも、PCのキーボードを打つ感覚で利用することができるだろう。また、メールの宛先を入力する際には、メールアドレスや名前を途中まで入力すれば、電話帳に登録されているメールアドレスから予測候補が表示され、すばやく確実に宛先を入力することが可能だ。
Gmail以外のPCで使っているメールアドレスなどのメールは、標準搭載されている「メール」アプリで閲覧や送信が可能。Gmailアプリと同様に、同期の設定を行うと、メールが端末に保存され、オフライン時でも過去のメールの確認が可能になる。また、こちらのメールも受信すると画面右下のステータスバーに通知が表示される。
カレンダーでスケジュール管理
次に、スケジュール管理について紹介する。GALAXY Tab 10.1 LTEに標準搭載されている「カレンダー」アプリは、GoogleのカレンダーサービスであるGoogleカレンダーとの同期が可能だ。Gmailアプリと同様にGoogleアカウントを設定して同期させることで、PCのWebブラウザなどから記入した予定をタブレットで確認したり、タブレットから予定を記入してPCのWebブラウザで確認するというようなシームレスな使い方が可能だ。また、カレンダーアプリは、Microsoft Exchangeアカウントのカレンダーと同期させることもできる。
カレンダーは、月間・週間・一日で表示の切り替えが可能。スマートフォンでは、カレンダーを月間表示にすると予定の有無を確認するのが精一杯だが、タブレットの大画面であれば、1カ月分の予定を見渡してスケジュールを把握できるだろう。また、カレンダーを一日表示にすれば、時系列の詳細なスケジュールの確認が可能だ。
Googleカレンダーで仕事用・プライベート用など、複数のカレンダーを管理している人も多いだろう。登録した予定はカレンダーごとにラベルで色分けされるので、どのカレンダーの予定なのかを一目で把握できる。また、カレンダーごとに表示・非表示の設定が可能だ。
さらに、カレンダーに登録した予定を通知してくれる「リマインダー」を設定することもできる。この機能は、予定の1時間前や10分前など、設定した時刻になると、ステータスバーへの表示やアラーム音などで予定の時刻が近づいたことが通知されるといったもの。スケジュールが分刻みという忙しいビジネスマンでも、GALAXY Tab 10.1 LTEを活用することで、スケジュール管理をGoogleカレンダーひとつに集約することができ、タブレットやPC、スマートフォンでいつでも、どこでも予定の確認が可能になる。