ネットガードで、不正な通信を防ぐ

2012の新機能であるネットガードを紹介しよう。これは、PC内のプログラムが、外部のサーバーと通信しようとした際に、そのサーバーが安全かどうかを確認し、危険な場合は通信を遮断する。攻撃者が奪取しようとする個人情報を送信することを防ぐことができる。また、最近のウイルスは、最初にトロイの木馬などに感染させ、その後、別のウイルスをダウンロードすることが行われる。このような動作を防ぐことができる。デスクトップ、もしくはタスクバーのアイコンをダブルクリックし、メイン画面(図11)を表示する。

図11 メイン画面

ここから[ウェブとメールの保護]→[ファイアウォール]→[ネットガード]を選択する。ここに遮断されたIPアドレスなどが記録される(図12)。

図12 ネットガード

サイトアドバイザーライブ

サイトアドバイザーは、検索結果などの安全性を評価し色により表示するものだ。青は安全、赤は危険なサイトとわかりやすく表示する(図13)。

図13 サイトアドバイザー

2012のサイトアドバイザーライブでは、安全な短縮URLを作成し、共有することができる。ツールバーの矢印のアイコンをクリックすると、図14のように共有オプションが表示される。

図14 共有オプション

Twitterを選択し、リンクの共有をしたのが、図15である。

図15 リンクの共有

図14でコピーを選択すると、バッファに保存されるので、ペーストで短縮URLがコピーされる。短縮URLは、Twitterでは便利なものであるが、実際のリンク先が推察できず、危険なサイトに誘導されることもある。サイトアドバイザーライブでは、危険なサイトに誘導されると、図16のように警告を出し、遮断する。

図16 危険なサイトを遮断