マニュアルがきちんと付属していることも評価したい。ごく簡易なリーフレット程度しか付属しない端末も多い中で、一般的な家電程度の冊子が付属している。電源を入れるところから解説されている冊子のおかげで、全くの初心者でも戸惑わずに作業できるだろう。

本体には別のオンラインマニュアルが収録されている。こちらは使いはじめてから気になるようなWindowsとの接続方法などを含め、具体的な端末操作方法が解説されている。スマートフォンでAndroid 2.x系の操作には慣れていてもAndroid 3.x系は初めて、というユーザーにも安心だ。

しっかりした冊子マニュアルが付属する。この内容のPDFファイルもサイト上で配布されている

本体には簡易なオンラインマニュアルが収録されている

テレビやレコーダーといった家電との連携を強化してきたのは、さすが東芝といったところだろう。話題のAndroidタブレットを何に使うのか、という疑問に対して、ポータブルな映像再生機器やAVネットワークのコントローラーとしての利用方法が提案されているわけだ。マニュアルの充実ぶりもそうだが、Androidタブレットの裾野を広げようという意欲が感じられる製品だ。

製品名 REGZA Tablet AT3S0/35D
OS Android 3.2
CPU NVIDIA Tegra 2(1.0GHz)
メモリ 1GB
フラッシュメモリ 32GB(eMMC対応)
ディスプレイ 7型ワイド(1,280×800ドット、省電力LEDバックライト)
無線LAN IEEE802.11b/g/n準拠
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
カメラ フロント200万画素、バック500万画素
センサー 加速度センサー、GPS、光センサー
バッテリ リチウムポリマ/約6.0時間駆動
インタフェース USB 2.0(mini-B)×1、micro HDMI出力×1、ヘッドセット/ヘッドホン端子×1、microSDカードスロット×1
内蔵スピーカー ステレオスピーカー
本体サイズ/重量 W128.0×D189.0×H12.1mm、約379g
店頭予想価格 50,000円前後