搭載されているOSはAndroid 3.2。タブレット端末向けに特化して作られているAndroid 3.x系の最新バージョンだ。基本的な使い方は3.0/3.1と同じで、操作用のキー/ボタンなどは持たず、すべて画面の中に表示されるボタンで操作する形になっている。
スマートフォンなどでは画面下部に配置されることの多いバック/ホームのキーや立ち上がっているタスクを表示するボタンが画面下部に表示される。その右側はAndroid 2.x系では上部に表示されているステータスバー的な部分で、アプリのダウンロード状況や時計などが表示されている。
時計をタップすると簡易メニューが表示され、ここで「設定」をタップして初めて全体的な設定画面が表示される仕組みだ。設定の中にはマウスカーソルの表示変更など、このバージョンで追加された機能もしっかりと入っている。
サーチボタンは画面左上にある。右上にある「+」マークはウィジェットや壁紙などの管理画面で、その隣にアプリ一覧の表示ボタンがある。現在国内で販売されているスマートフォンとはかなり使い勝手が違うため、同時に利用しようとすると少々戸惑うかもしれないが、慣れてしまえば簡単だ。
タッチ操作で使うものだけに、画面に指紋が付いてしまうのは避けがたい。しかし画面輝度を極端に落とさない限りは特に目立たず、指紋や汚れのせいで表示コンテンツが見づらいということもなかった。