「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」は、4.5インチ1280×720ドットの3D対応液晶を搭載したモデル。329dpiという高解像度の液晶が特徴で、大画面・高解像度で地図アプリ「ゼンリン いつもNAVI」(6カ月無料版)なども快適に閲覧できるという。IPX5/IPX7相当の防水、IP5X相当の防塵性能も実現している。

102SH。デュアルコアCPUのOMAP4430 1GHzを搭載する

このほか、ソフトバンク端末としては初めて光学式手ブレ補正を搭載した1,210万画素カメラを備える。フルHDでの動画撮影にも対応する。

狭額縁、大画面の3D液晶を搭載

本体側面

今回のシャープ製端末には、「エコ技」機能が搭載されている。同機能は、液晶のバックライトの制御を最適化し、表示している画像の種類や周辺環境の照度に合わせ、明るさやコントラストを自動で調整するというもの。

AQUOS PHONE 102SHの場合、エコ技オフに比べて最大で50%の消費電力削減効果があるという。無線LANなどを細かく制御することで、最大では40%の待受時間延長も可能だという。

非常に高解像度である329dpiの液晶を搭載

「LUMIX Phone SoftBank 101P」は、パナソニックのデジタルカメラブランド「LUMIX」の名を冠したスマートフォンで、Android 2.3を搭載。「まるでデジカメのようなデザインにこだわった」(孫社長)という通り、背面のカメラ周辺は本家LUMIXのようなスタイルだ。

デジカメのLUMIXのデザインにこだわったという101P

「LUMIX譲りの高画質」(同)を目指しており、有効1,320万画素CMOSセンサーを搭載し、画像処理エンジンとして「Mobile VenusEngine」を採用する。おまかせiAやマイカラーといったLUMIXの機能を備えたほか、「ピクチャジャンプ」、「ピクチャセレクタ」といった画像を活用する機能も利用できる。CPUはデュアルコアのOMAP4430 1GHzを搭載する。

搭載されているのはデュアルコアのOMAP4430 1GHz

本体側面

本体上部と下部

これらULTRA PHONEは、デュアルコアCPUの搭載とULTRA SPEEDへの対応が特徴で、高速性能をアピールしている。いずれも2.1GHz帯だけでなく1.5GHz帯の周波数帯に対応しており、「新しい周波数の電波で、まだ道路で言えば混んでいない状況のため、すいすい走れる」(同)としている。

孫社長は、人口カバー率について「89%で、政令指定都市はほとんどカバー」と説。「もっともカバーエリアの広い通信サービスの1つ」と胸を張る。なお、ULTRA PHONEでのテザリングに関しては「現在検討中」(同)とだけコメントしている。

あって当たり前のスマートフォン、より特徴を

続いて孫社長は、スマートフォンにはこれまで「一部のマニアだけが使うものというイメージがあった」と指摘。だが、今ではそれが当たり前のようになっており、「特に同社のスマートフォンの新規契約したユーザーのうち、53%が女性になっている」と女性のスマートフォン人気について解説。今回の新モデルでも「女性が一番欲しいと思う機能を満載」(同)した端末を「for Girls」として用意したと述べた。

スマートフォンの新規契約者で女性比率が5割を超えた