gred AV アクセラレータ 2.0 Plusの起動と最初にやっておきたいこと
図4 現在の状況を表示 |
このようなバリューと軽快性を合わせ持つgred AV アクセラレータ 2.0 Plusだが、インストールすると、タスクトレイに Plusのアイコンが登録され、現在の状況などが起動時にポップアップ表示される(図4)。また、デスクトップ、もしくはタスクバーからPlusを起動するメイン画面にも情報が逐一表示される(図5)。
gred AV アクセラレータ 2.0のユーザの共有するクラウドの最新情報である。全世界の参加者から寄せられるウイルス情報から、新たな脅威が発見されたとしても、クラウド上で速やかに共有することで、つねにPCを安全な状態に維持できる。その参加者は190万人(2011年9月26日現在)を越え、2,800万(2011年9月26日現在)もの脅威から保護されており、日々増加している。
初回起動時には、コミュニティの設定画面が表示されるが、とりあえず[キャンセル]を選び、後ほど設定を行う。Plusをインストールしたら、まずは[今すぐ更新]を選び、更新の確認を行う。
図6 更新の確認 |
ここでは、更新内容はなかったが、必要に応じて更新作業を行ってほしい。
gred AV アクセラレータ 2.0 Plusでスキャンを実行
上述までの作業が終わったら、スキャンをしよう。すでに何らかのウイルスなどに感染していることも考えられる。図14から[今すぐスキャン]を選択する。4種類のスキャンメニューが表示される(図7)。
図7 4種類のスキャンメニュー、[ルートキットスキャン]はPlusのみの機能 |
カスタムスキャンはユーザが指定したファイルやフォルダのみを、フルスキャンはPC全体をスキャンする。フラッシュスキャンは、現在実行中のプロセスやレジストリなどウイルスなどに感染している可能性の高いファイルのみをスキャンする。ルートキットスキャンは、その名の通り、PCに潜むルートキットをスキャンする。どのスキャンを行うかは、その状況によって異なるだろう。ここでお勧めしたいのは、フラッシュスキャンである。感染の危険性の高いファイルやプロセス効率的にスキャンすることで、短時間でスキャンを終了できる。早速[フラッシュスキャン]を選択し、スキャンを行う(図8)。
実行中のプロセスやウイルスに感染する可能性のあるファイルを効率的にスキャンすることで、非常に短時間で終了する(図9)。
もし、ウイルスなどが検出されると自動的に検疫される(図10)。
図10 検疫 |
スキャンについては、以前のバージョンでは、フルスキャンやカスタムスキャンがなく、HDD全体やフォルダ単位のスキャンなどができなかった。2.0ではこれが可能になり、それ以外にもスケジュールスキャンや右クリックスキャンなども追加され、柔軟なスキャンが可能となった。