今回デモンストレーションを体験して感じたのは、このニコファーレこそがこれまでニコニコ動画が推し進めてきた「ネットとリアルの融合」というテーマに対する一つの答えだということだ。
壁面LEDモニターを使った演出と、ネット視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションは、たしかに"次世代ライブハウス"としての可能性を十分に感じさせるものだった。
しかし"箱"がいくらすごくても、結局はコンテンツが最後の決め手となることは間違いない。
その点についても、オープニングイベントにAKB48、東方神起などのアーティストをそろえ、さらに『コクリコ坂から』の公開を記念した手嶌葵のライブや、Every Little Thing、小室哲哉らが出演するイベントの開催も決定しており、抜かりはないように見える。
今後どんな"次世代のライブ"を見せてくれるのか、注目したい。