ディスプレイは15.6インチワイド液晶で、解像度は1,366×768ドットとなっている。ただしBTOでフルHD(1,920×1,080ドット)に対応したパネルを選ぶことも可能。視野角や応答速度は一般的なノートPCと大差ない印象だが、色再現性は良好で微妙なグラデーションなども滑らかに表現されていた。フルHD液晶パネルの方は一般的なディスプレイより最大50%明るい高輝度パネルを採用しているとのことなので、映像にこだわりのある人はBTOでフルHDを選んだ方が幸せになれるだろう。

ディスプレイは15.6インチワイド液晶で、解像度は1366×768ドット。色再現、階調表現力ともに十分。視野角などは一般的なノートと同じ印象で、斜めから見ると多少の色変移はある

液晶の上部には静止画や動画を撮影できるWebカメラを内蔵

光学ドライブはスロットイン方式のDVDスーパーマルチドライブ。個人的にはBDドライブも選択肢に加えてほしかったが、スロットイン方式のBDドライブがまだ稀少なこともあり、今のところBTOでもオプションは用意されていない。

インターフェイス周りも充実しており、本体にはUSB 3.0ポートが2つ、USB 2.0/eSATAの兼用ポートが1つ搭載されている。映像端子もHDMIのほか、Mini Displayportが標準装備されており、外付けのPCディスプレイやプロジェクター、薄型テレビなど、さまざまな機器につなぐことができる。

本体右側面には、スロットイン方式のDVDスーパーマルチドライブとヘッドホン端子、マイク端子を備えている

本体左側面には、USB 3.0やUSB2.0/eSATAコンボ、HDMI、Mini Displayport、9-in-1メディアカードリーダーなどが搭載されている

バッテリーは8セルの大容量タイプを内蔵しており、スペック値によれば最長8時間22分の連続駆動が可能。分単位の表記になっているのは、JEITA測定法の値ではなくMobileMark 2007のバッテリ持続時間ベンチマークテストの結果を記載しているため。使用環境や状況によって駆動時間は変わるが、スペック値は実際の使用感に近い印象。15型ノートPCを日常的に持ち歩く人は少ないだろうが、モバイル用途にも十分な駆動時間だと感じた。

バッテリーは8セルの大容量タイプを内蔵。本体左側面にあるボタンを押すと、バッテリーの残量が5段階で表示される