本製品のユニークな特徴が「Switch by Design Studio」と呼ばれる着せ替え天板だ。文字通り、手軽に天板部分を交換できる仕組みのことで、モダンでスタイリッシュなものからペイズリー柄のようなものまで、12種類の天板デザインが用意されている。

手軽に天板を交換できる着せ替えパネルを用意。直販サイトに12種類が用意されている

ベースデザインとなっているのは、黒をベースとしてヘアライン加工が施された「マーズブラック」。このベースデザインがシンプルなだけに、天板を交換すると印象が大きく変わる。

実際に試用機で天板の交換を行ってみたが、作業は確かに簡単だった。天板のヒンジ側中央にあるボタンを押して、天板をずらすと取り外すことができる。次に好みの天板を所定の場所にセットし、スライドさせて天板カバーをロックすれば着せ替え完了だ。

まずは天板を取り外す。ヒンジ側の中央付近にあるボタンを押しながら、天板をずらせばパネルがはずれる

着せ替えパネルのツメ部分を本体のくぼみに合わせてセット。スライドさせてロックすれば完成だ

交換用の天板は1枚あたり4,300円となるので、いくつも購入するのは難しいかもしれないが、1枚購入して季節によって元々のカラーと入れ替えるだけでも十分に楽しめるだろう。マシン性能が向上するわけではないが、いつも新鮮な気分でマシンを利用できるというのはうれしいポイントだ。

プレインストールソフトの中では、同社の独自UI「DELLステージ」が印象的だ。本来はタッチパネルで操作をするために開発されたUIのようだが、スッキリしたメニュー構成に加えて、操作方法もシンプルにまとめられており、ランチャーソフトとして使いやすくわかりやすい。本製品を初めて利用するユーザーでも直感的にそうさできるだろう。

デル独自のランチャーソフト「DELLステージ」。ボタンが大きく、メニュー構成がシンプルで使いやすい