インターフェースは、フロントパネルには前述のとおりカードリーダーとUSB 2.0×4、マイク端子/ヘッドホン端子が配されている。背面にはUSB 2.0×4、LAN、オーディオ入出力、DVI-I、HDMIなどを装備。オプションで選択すれば無線LAN機能を内蔵させることも可能だ。

背面にはUSB 2.0×4、LAN、オーディオ入出力(アナログ入出力/デジタル出力)、HDMI、DVI-Iといったインタフェースを装備

標準では有線のキーボードとマウスが付属する

「HP Pavilion Desktop PC p7-1040jp/CT」ではカスタマイズのオプションとして地上・BS・110度CS対応のダブルチューナーが用意される予定で、今回の試用機にもこれが搭載されていた。、付属する録画視聴ソフト「Station TV X for HP」を利用すると、高画質で長時間の録画が可能になる。録画時間は最高画質の「DR最高画質モード」と比較して、同じデータ容量で約10倍の長時間。実際に録画してみたところ、画質が荒れた印象もなく、快適に視聴できるものだった。

テレビ視聴ソフト「StationTV X」

オプションのテレビチューナーを選択すると、専用リモコンなどが同梱される

なお、地デジチューナー搭載モデルの発売は7月上旬頃の予定となっており、試用機ではまだ搭載されていない機能もあったが、実際の製品では録画した番組へのチャプター設定や分割しての保存といった編集もできるようになるとのこと。録画しながらの「追っかけ再生」なども可能で、PCのテレビ機能としては十分なものとなる。

また、DLNA対応でもあるため、ホームネットワークを構築しているならばネットワーク上のDLNA対応機器に録画番組の配信もできる。家庭内での活用だけでなく、メディアカードへ動画を書きだしてゲーム機などで外出中に楽しむことも可能で、テレビ機能を有効に活用をしたいユーザーにとっては期待できるマシンだろう。