現在は、ノートPCや液晶一体型デスクトップPCといった、コンパクトにまとまったスタイルのPCが人気だ。そのため、拡張性を重視していたり、好みのディスプレイと組み合わせて使いたいセパレートデスクトップPC派のユーザーにとっては、選択肢の少ない状態になっている。そうした状況の中でHPが2011年夏モデルとして送り出したのが、新デザインのセパレートデスクトップPC製品ラインナップだ。スリムタワー1モデルとミニタワー2モデルが用意された中、今回試用したのは"ハイバリュー・ミニタワー"という位置付けになっている「HP Pavilion Desktop PC p7」。同社の直販WebサイトHP Directplusを利用すればさまざまにカスタマイズでき、プロセッサもCore i3からCore i7まで選択可能だが、今回はIntel Core i5-2405Sを搭載した構成でテストした。
■主な仕様 [CPU] Intel Core i5-2405S(2.50GHz) [チップセット] Intel H67 Express [メモリ] 4GB [HDD] 500GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) [OS] Windows 7 Home Premium SP1 64bit [店頭予想価格] 87,255円(ディスプレイ・テレビチューナー含まず)