キーボードはアイソレーションタイプを採用している。広めの隙間があるためミスタッチも少なく、ネイルアートなどを楽しんでいるユーザーの長い爪もひっかからない。また、キーボード周辺のブラック部分に比べてキートップの光沢が少ないことにも注目したい。グロス加工に対するハーフグロスという感じで、どちらも光沢があるのだが、明らかに光り方が違う。このおかげで入力時にも指先がぺたぺたと張り付く感触はなく、指紋もあまり目立たない。

実際に入力してみるとかなりしっかりした造りで、強めのキータッチでも全体がたわむようなことはない。テンキーも用意されており、大量のデータ入力を行う場合にも快適なキーボードだ。パームレスト部に大してキーボード全体がわずかにくぼんでいるため、手首から先が自然に下がる姿勢になるのも使いやすい。

テンキーつきのフルサイズキーボードを搭載。余裕のある入力ができる

アイソレーションキーボードの土台は光沢加工だが、キートップは半光沢となっている

タッチパッドも同様に、ユーザーの快適さが追求されている。パッド表面には細かいドット上の凸部が成形されており、触るとざらざらした感触がある。このため指滑りがよく、汚れにくくなっているのだ。ジェスチャーや手書き文字入力など細かい操作が多くなる多機能タッチパッドは、こうした気づかいがうれしい。

また、コンパクトサイズのマウスも付属する。シャンパンゴールドのモデルに付属するのは、ベゼルやキーボード部などとカラーリングを揃えたブラックのマウスだ。このマウスはUSB経由の有線接続で、横スクロール機能を搭載するなどかなり本格的に使えるものだ。

タッチパッドの表面には指すべりをよくする加工が施されている

USB接続のレーザーミニマウスが付属