AMD 990FXを搭載したSABERTOOTHが登場

同日発表されたAMD 900シリーズ・チップセットを搭載した製品では「CROSSHAIR V FORMULA」「M5A99X EVO」「SABERTOOTH 990FX」が公開された。通常ラインナップに加え、"タフ"をコンセプトにスタートしたSABERTOOTHがAMDプラットフォームでも展開されることになる。会場に展示されていたSABERTOOTH 990FXは、x16スロットが4本。グリーンとブラックが2本ずつであり、おそらくブラック側はレーン数の少ないスロットであると見られる。その他にはx1スロットとPCIスロットが各1本。SATAポートが8基、USB 3.0のヘッダピンも確認できた。

AMD 900シリーズ搭載マザーの「M5A99X EVO」「SABERTOOTH 990FX」

そして「CROSSHAIR V FORMULA」

SABERTOOTH 990FXの製品写真

既に一部R.O.G.マザーボードで付属するLAN&オーディオカードの「THUNDERBOLT」は、今後のR.O.G.マザーボードにもバンドルされるようだ。THUNDERBOLTはゲーム中のCPU負荷を軽減するというKiller製チップを搭載し、オーディオ部ではS/N比116dBをアピール、ヘッドフォン専用アンプ回路等も搭載している。

THUNDERBOLTはKiller E2100を搭載。ネットワークに関する処理でCPUの肩代わりをする

オーディオ回路では116dBという優れたS/N比などをアピール

また、今回はR.O.G.シリーズのヘッドセットも登場した。カラーはR.O.G.マザーボードを連想させるブラック/レッドの組み合わせ。左右にはR.O.G.ロゴもデザインされている。バッテリー内蔵でノイズキャンセリング機能も搭載。320gと軽量でエルゴノミクスデザインがフィット感を高め、40mmドライバーユニットを搭載、その他の部材も高品質なものを採用しているという。

R.O.G.カラーのヘッドセットも登場

軽量なのは当然、ゲーマー向けにフィット感を高めたり、高音質・高品質でもアピールしていた

グラフィックスカードのMATRIX 580 PLATINUMのSLIデモ。MATRIX 580は3スロットを使うクーラーを採用したオーバークロックモデル

デモ時の動作クロックなど。GPUクロックは816MHz、メモリは4008MHzで動作していた

マイクロATXサイズのZ68 ROGマザーのMAXIMUS IV GENE-Z。MATRIXを搭載していたため拡張スロットは最下段のスロットしか見えていない