ニコニコ動画で主にどんな活動をしているかやニコニコ動画歴などを語り合う

場内が暗転し、今回の出演者全員が登場すると、ものすごい歓声が客席から起こった。そのままニコニコ動画のテーマソングともいえる「Smiling」を全員で歌うと、これに観客がサビを合唱して重ねてくる。日本と変わらないどころか、これまでの大会議の中でも1、2を争う盛り上がりだ。どれだけ今回のイベントが待ち望まれていたのかがよくわかる。

最初からテンション全開でものすごい盛り上がりを見せる

ここからは各出演者が入れ替わりながらニコニコ動画の人気曲を歌や演奏、ダンスで披露していく。演奏を務めるのはニコニコ動画の人気バンド「王族バンド」(「ティッシュ姫」「海賊王」)と「Mintがコラボした「王族ミント」のメンバーと技巧派ピアニスト「事務員G」だ。

歌い手では、ニコニコ大会議ではもはやレギュラーとも言える「Gero」、「clear」、「赤飯」、「タイツォン」、「蛇足」、「ぽこた」、「nero」らが安定したパフォーマンスを見せた他、「che:櫻井」と「HYBRID SENSE」がユニット「L.I.N.E」として登場。また、今回が大会議初登場となる「灯油」や「こまん」(こまんは演奏者としても出演)、「Da-little」らもライブ慣れしたパフォーマンスで大いに観客を盛り上げた。

大会議を演奏者として支え続けたベーシスト・ティッシュ姫

今回もっとも大きな歓声を浴びていたのは歌い手の「蛇足」。一挙手一投足に注目が集まる

「nero」による「Bye-Bye LOVER/samfree」では振りも完璧にこなす台湾ユーザー

「赤飯」はまさかの「ミツバチ」を熱唱。ところどころにデスボイスを混ぜる遊び心はさすが

「タイツォン」は今回唯一のニコラッパーとして出演。そこで「赤飯」が急きょ「らっぷめし」と名乗って共にラップを披露した

ユニット「L.I.N.E」として出演の「HYBRID SENSE」は演奏面で観客を盛り上げる

そして忘れてはいけないのが、海外からの出演者だ。香港出身の「ほんこーん」、台湾の「Chia」、韓国の「わたあめ」らがステージ上で見事な歌声を響かせ、それぞれ「つきうさぎ/OSTER Project」、「メランコリック/Junky」、「Calc./ジミーサムP」といった難度の高いボカロ曲を歌いきった……続きを読む。