5月22日、3年にわたって開催されてきた「ニコニコ大会議」が台湾の地でラストを迎えた。
台湾ユーザーはニコニコ動画のかなり初期のころから日本ユーザーと交流してきた経緯があり、アメリカや韓国をはるかにしのぐ26万人がID登録を行っている、いわばニコニコ動画にとって第二の故郷とも言うべき土地である。
そんな台湾ユーザーにとって、台湾での大会議開催はまさに悲願だったこともあってか、チケットは発売開始1分でソールドアウト。これはドワンゴとしても嬉しい誤算だったという。また、空港では50人ものファンがニコニコアーティストにファンレターを渡すために出待ちするなど、その盛り上がり方は誰も予想していなかったほどのものだった。
当日、小雨がぱらつく中、1000人のキャパシティを持つライブハウスLegacy台北前には、開場数時間から長蛇の行列ができていた。
話を聞くと、台北市だけでなく、台中市や台南市など遠く離れた都市からこのためにやってきたという人も多く、最前列のファンはなんと1週間前から並んでいるというから驚きだ……続きを読む。