ビジネスクラスといえばラウンジも!
ゆったりシートや豪華な機内食はもちろんのこと、ビジネスクラスといえば、出発前のひと時をゆったりとくつろぐための「ラウンジ」の存在も忘れてはいけない。
香港国際空港には「ザ・ウィング」「ザ・ピア」「ザ・キャビン」「ザ・アライバル」といったキャセイのラウンジがあるが、今回は2010年10月新設されたという「ザ・キャビン」を利用した。こちらは、ロンドンに拠点を置くフォースターパ-トーナーズ社デザインで、広さ1,339平方mの広々空間だ。「レセプション」「ITゾーン」「ザ・デリ」「ザ・ヘルシーバー」「リラックスゾーン」の5つのゾーンに分かれており、既存のラウンジでも採用されている暖かみのある木や竹の質感、白い大理石や色の濃い御影石が特徴的なデザインに仕上げられている。
「ITゾーン」には、20台近くのパソコン(iMacも! )をはじめ、 新聞・雑誌・ゲームといったアプリケーションがあらかじめダウンロードされている20台のiPad(Wi-Fi接続)まで備えられている。これだけ台数があれば、順番待ち……ということもなさそうだ。
ラウンジの中で特に目を引いたのがユニークな形の「キャセイ・ソーラス・チェア」。イタリアの高級家具メーカー「ポルトローナ・フラウ」による手仕上げといい、食事をしたり、仕事をしたり、本を読んだり、まったりしたり……どんなシーンにもしっくりくる。この椅子、我が家にも欲しい!
ラウンジでも食事メニューが充実
そしてラウンジのお楽しみといえばドリンクや軽食類。このラウンジでは、搾り立てのフレッシュジュースや中国茶が注文できる「ザ・ヘルシーバー」があり、リフレッシュできる。ホットサンドイッチはなんと注文ごとにつくってくれ、前菜やサラダもスタンバイ。ブッフェスタイルの点心類も充実と、さすが食の香港! である。今回は「ザ・キャビン」のみの利用となったが、いくつもあるキャセイのラウンジ、搭乗前にハシゴする人もいるというのは納得できる快適空間だった。
シート、食事、チェックインや搭乗のスムーズさもさることながら、空港好きとしてはラウンジ利用も非常に嬉しいビジネスクラス体験だった。海外旅行は搭乗前、無駄に空き時間ができがちだが、こんなにも快適に過ごせる空間が使い放題とは嬉しい限りである。
利用航空会社によってもサービスは異なってきますが、ビジネスクラスというのは「フライトを如何に心地よく過ごせるか」=「(到着後に疲れを残さず)旅を満喫できるか」への投資ではないかと。そう考えると、キャセイのビジネスクラスはその金額以上の満足度&充実度だったということで、ビジネスクラス体験をしめさせていただきます。
香港ディズニーランドでお得にショッピング!
キャセイパシフィック航空では4月より、開園5周年イベントを開催中の香港ディズニーランドと共同でキャンペーンを実施。香港ディズニーランド・パーク内のギフトショップにて、一度に1,300香港ドル以上の買い物をした際、購入金額より100香港ドルをディスカウントできるお得なクーポンをプレゼントする。
詳細は、キャセイパシフィック航空の情報サイト「香港スタイル」にて確認可能。そのほか、「香港スタイル」では、香港のレストランなどで使える特典クーポンも用意する。
期間:2011年4月1日~9月30日
対象:キャセイパシフィック航空・香港ドラゴン航空 日本-香港便の利用者