次に、PC用のWebサイト「BlackBerry App World」に掲載されている各アプリケーションのQRコード「Item QR Code」をスキャンしてみよう。先ほどと同様に、起動したカメラでQRコードを撮影(図15)し、 メニューの[ウェブに移動する]をクリックしよう(図16)。
BeeTagg QR ReaderのItem QR Code |
すると、URLをWebブラウザで開いた後、QRコードのアプリケーションの詳細画面が表示される(図17)。このまま[ダウンロード]をクリックすれば、簡単にアプリケーションをインストールすることができる。
このほかBeeTagg QR Readerでは、携帯番号やメールアドレスなどの連絡先情報が書き込まれたQRコードも読み取ることができる。連絡先情報のQRコードも先ほどと同じようにスキャンしよう。スキャンが完了すると図18のように表示されるので、画面一番上の[連絡先を表示して保存]をクリックしよう。するとアドレス帳の登録画面となる(図19)。次にメニューキーからメニューの[保存]を選択すれば、電話番号やメールアドレスなどをアドレス帳に登録可能だ。
また、アドレス帳に登録する以外にも、電話をかけたり、メールを送信することが可能(図21)。"ワン切り"やメールなどでこちらの電話番号やメールアドレスを相手に教えるのも良いだろう。連絡先情報をお気に入りに追加することも可能だ。
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以上のように、自身のBlackBerryスマートフォンにBeeTagg QR Readerをインストールしておけば、簡単にQRコードをスキャンしてWebサイト閲覧やアドレス交換を行うことができる。筆者的には、BlackBerryスマートフォンアプリの検索が面倒だ、という方におすすめしたいアプリだ。
理由は、必要なアプリを事前にリサーチした後、キーボードに手を置き、いざアプリ検索――という手順ではなく、自宅のPCでなんとなくBlackBerry App Worldを閲覧し、気に入ったアプリが見つかったら、とりあえずItem QR Code経由でダウンロードしておく、といったことが可能だから。「自分の『ダウンロード』フォルダには定番アプリばかりが並んでいるなぁ」と感じている人は、是非BeeTagg QR Readerを使ってたくさんアプリをダウンロードし、隠れた良作アプリを探して見てはいかがだろうか?