次は、実際の性能をチェックしていこう。ベンチマークは、PCの総合性能を測定する「PCMark Vantage」、定番3Dベンチマーク「3DMark Vantage」、Direct X10に対応する「バイオハザード5」を試してみた。グラフィックにAMD最新のモバイル向けGPU「Radeon HD 6850M」を搭載していることもあり、いずれもノートPCとしては高い数値を記録。バイオハザード5では、フルHD解像度でもプレイできる数値を出しており、ほとんどの3Dゲームを問題なく楽しめるだろう。

ただし、CPU、GPUの両方に大きな負荷がかかると動作音はかなり大きくなる。ブラウジングなど通常の処理であれば、ほとんどファンの音は気にならないレベルだが、静かな場所でゲームをプレイするのは少々厳しいかもしれない。

PCMark Vantage
PCMARK Score 1559
Memories Score 8595
TV and Movies Score 5294
Gaming Score 11300
Music Score 16877
Communications Score 14193
Productivity Score 18358
HDD Score 22662
3DMark Vantage
3DMARK SCORE 7870
GPU SCORE 6629
CPU SCORE 17948
バイオハザード5
1,980×1,080 52.5
1,280×720 70.3

Windows 7のエクスペリエンスインデックスは「7.1」。サブスコアが低いのは「グラフィックス」「ゲーム用グラフィックス」だが、7.1のスコアならば十分なレベルだ。

Windows 7のエクスペリエンスインデックスは「7.1」。「グラフィックス」「ゲーム用グラフィックス」のサブスコアによる

また、SSDにはインテルの「SSDSA2M160G2HP」が採用されており、「CrystalDiskMark」でデータ転送速度を測定したところ、シーケンシャルリードで250MB/秒とかなりの速度となった。基本性能の高さと相まって、キビキビと動作する印象だ。

SSDの「CrystalDiskMark」を使用したテスト結果

SSDにはインテルの「SSDSA2M160G2HP」が採用されていた。HDDは東芝の「MK6461GSYN」を搭載