「Beats Audio」のスピーカーを採用。小型ながら迫力のある音が魅力

このほか、隠れた魅力となっているのがスピーカーだ。ヒップホップ・ミュージックで有名な「Dr. Dre」のオーディオブランド「Beats Audio」のスピーカーを採用しており、ノートPCながら迫力のある音を実現している。さらに底面には「HP Triple Bass Reflex Subwoofer」を搭載しており、重低音もバツグン。ロックバンドのドラムの響きも心地よく楽しめる。スピーカーのサイズはそれほど大きくないので広がりはあまり感じないが、ノートPCとしてはバツグンの音質といえるレベルだ。

底面にはサブウーファーも搭載。ノートPCとは思えない重低音を実現している

2基のヘッドホン出力端子を備え、2人でヘッドホンで音楽を楽しめるのも便利。うち1基はマイク入力と兼用だ

シンプルながら使いやすいキーボードやタッチパッドも魅力だ。キーボードはキーそれぞれが独立したアイソレーションタイプで、キーピッチは約19mmと広く、キーの形も正方形と非常にタイピングしやすい(キーピッチは約2mm)。ただし、配列は英語のみ。日本語キーボードが用意されていない点が気になる人はいるかもしれない。

タッチパッドは二本の指で画像の拡大や縮小、回転などが行える「マルチタッチジェスチャー」に対応しているほか、パッドの左上をダブルタップするとタッチパッドをオン/オフできる。キー入力中にタッチパッドを触って誤動作が起きるのを防ぎたいときに便利だ。

キーボードはキーピッチが広く、キー形状も正方形でタイピングしやすい

マルチタッチジェスチャーに対応するタッチパッド。左上をダブルタッチするとオフになる