本端末では、Sony Ericsson PC Companion 2.0というアプリケーションを使ってPCと連携する。このアプリは、以下の4つのソフトウェアから成る。「Media Go」は端末内の写真、動画、音楽などメディアの管理を行うもの。「Support Zone」では端末のアップデートができる。「Sync Zone」では、カレンダーやアドレス帳をPCと同期させることが可能。「ファイルマネージャ」は文字通り、端末内のファイルをPCで操作するときに使うソフトだ。それぞれが分かりやすいUIでできており、使い勝手が良い。

Media GoはWindows Media PlayerやiTunesのように、PC上の音楽ファイルを再生することもできる(写真右)。ちなみに端末をPCに接続しなくても、ソフト単独で利用可能

なおXperia arcでは、普段は音楽を聞くイヤホンとしても利用できるマイク付きステレオヘッドセットが付属する。電話がかかってきた際に背面のスイッチを押すと受話状態になる仕様で、スイッチ横のマイク穴に向かって話すかたちだ。

付属のマイク付きステレオヘッドセット(写真左)。スイッチ横にマイク穴があり、ここで通話者の声を拾う

最後に、Xperia arcの基本的な操作感を撮影した動画を掲載する。PCのスライドショーを利用して、スマイル検出機能の性能もチェックしてみた。

Xperia arcの操作感をチェック

スマートフォン業界でもトップクラスの大画面を搭載している本端末だが、実際に扱ってみると「大きくて男性向き」という印象は全く受けなかった。薄さと軽さが際立ち、そのためスタイリッシュで洗練されたイメージが強い。男性ユーザーにはもちろんのこと、女性ユーザーにも大いに薦めたいAndroid端末だ。