前機種の「Xperia SO-01B」で採用されていた「Timescape」は今回もプリインストールされている。これはTwitterやFacebook、mixiなど提供元の異なるソーシャルネットワークの情報と、不在着信、SMS、Eメールなどを時系列に沿って管理できるもの。複数のサービスを使っているユーザーには嬉しいツールだ。

ホーム画面は5つからなる。中央の画面に表示されているのがTimescapeのUIで、上下に滑らかに動かすことができる。高スペックのCPUだからこそ可能な処理といえるだろう

快適な文字入力をサポートするのはソニー・エリクソン独自の予測変換機能「POBox Touch 4.0」。日本語・英語予測変換、入力頻度の高い記号をスムーズに入力できる「記号アシスト機能」や「左右キーと“つづけて入力”」などに加えて、文字引用アプリを使って定型文や電話帳データなどを引用することが可能。「キセカエキーボード」では、キーボードのデザインを変えることができる。

予測変換機能の利用イメージ(写真左)。文字の挿入時には糸通しのような五角形のカーソルが操作をサポートする(写真中)。キーボードの変更も可能

機能面ではこのほか、FMラジオにも対応。3.5mmイヤホンジャックに挿入されたコードをアンテナ代わりにして電波をキャッチする仕組みで、市販のイヤホンでも利用することができる。FMラジオの再生中に気になる曲があれば、曲名検索アプリ「TrackID」を起動して楽曲情報を入手することが可能。さらには、mora touchで楽曲を購入することもできる。

FMラジオとTrackIDの利用イメージ。FMラジオは端末のディスプレイを暗転させてもバックグラウンドで再生を継続させることができる

通信面では上り最大5.7Mbps、下り最大14Mbpsの高速通信に対応しているので、ラジオの受信もスムーズに行える。また、容量の大きなアプリのダウンロードや重い動画の再生も快適に行うことが可能だ。メール関連機能ではスマートフォンでiモードと同じメールアドレス「@docomo.ne.jp」を利用できるspモードに対応している。