500世代GPUで初の「GT」が登場

NVIDIAから新型GPU「GeForce GT 520」が発表、搭載グラフィックスカードが発売された。店頭で確認できたのは、ZOTACの「ZT-50601-10L」とPalitの「NEAT5200HD06-1190F」という2モデル。いずれもロープロファイルの製品で、価格はZOTACが5,500円前後、Palitが5,000円前後。

ZOTACの「ZT-50601-10L」

Palitの「NEAT5200HD06-1190F」

GeForce GT 520は、500世代のローエンドGPU。現在のラインナップにおいて、この1つ上はGTX 550 Tiになるのだが、GTXとGTという名称の違いからも分かるように、この間の性能には大きな開きがある(CUDAコア数は、GTX 550 Tiが192基でGT 520が48基)。位置付け的には、従来のGT 220あたりを置き換える製品になるようだ。

ZOTACのカード。ロープロ用のブラケットが2枚付属する

リード/ライトともに500MB/s超え!

OCZの「Vertex 3」は、SandForce製コントローラによる高速なデータ転送速度が特徴の2.5インチSSD。ラインナップには容量120GB/240GB/480GBの3モデルがあり、価格は120GBが26,000円~27,000円前後、240GBが55,000円前後(480GBは未入荷)。両モデルとも人気が高く、完売のショップが相次いだ。次回入荷は未定。

OCZの新型SSD「Vertex 3」

Vertex 3は、SATA3.0インタフェースに対応した新型SSD。データ転送速度はモデルごとに異なるが、リード/ライト時ともに500MB/sを超える高速性が特徴となる(480GB以外)。各モデルのデータ転送速度は、120GBがリード時最大550MB/s・ライト時最大500MB/s、240GBが同550MB/sと520MB/s、480GBが同530MB/sと450MB/s。