5万円超えの超豪華マザーボード
ASUSのゲーマー向けブランド「R.O.G.」シリーズに最上位マザーボードが登場。X58チップセットを搭載したLGA1366向けの「Rampage III Black Edition」という製品で、ゲーム・オーバークロック向けの機能がこれでもかと付属している。価格はなんと54,000円前後で、マザーボードとしてはかなり高め。
フォームファクタはExtended ATXで、PCI Express x16スロットを4つ備えたマザーボード。「Extreme Engine Digi+」(OC用に設計した電源回路)、「ROG Connect」(ハードウェアベースの外部OC機能)、「GPU.DIMM Post」(ビデオカードとメモリの状態をBIOSから確認)など、同社お馴染みのオーバークロック機能を備えるが、最大の特徴は付属の拡張カード「ThunderBolt」。
ThunderBoltは、LANとオーディオの機能を統合した同社オリジナルのコンボカード。マザーボード上に「Intel 82567V」による1000BASE-Tとオーディオチップ「SupremeFX X-Fi 2」も搭載しているが、別途ThunderBoltを使うことで、ゲームをより快適に楽しむことができるという。このカードのLAN用にはBigfoot Networks製の「Killer E2100」チップ、オーディオ用にはサウンドカード「Xonar」の技術を採用した。