一眼レフを首からブラ下げて、観光地を回って旅行先でバシバシと写真を撮る……タイプではないワタクシ。旅行の荷物はコンパクトにおさえたいよね! でも旅の思い出もしっかり残したいのよね! そんなわがままを叶えてくれたのは、このキヤノンのコンパクトデジタルカメラ「IXY 31S」でございます。女優、吉高由里子さんのテレビコマーシャルさながら? 元気にアグレッシブに、香港で使ってきましたよ。

つるんとした上品なデザイン。ゴールドという色もエネルギッシュな街、香港にマッチしていた!

予想外の動画が撮れちゃう「ムービーダイジェスト」

この「IXY 31S」は、「IXY 10S」と「IXY 30S」の後継機で、大画面のタッチパネルを採用。人物だけではなく、動物や乗り物といった「動く被写体」にピントと露出を合わせてくれる「主役フォーカス」機能や32のシーンを自動で判別する! 「こだわりオート」なども搭載されています。液晶モニターに映った被写体をタッチするだけでフォーカスが選択できたり、直感的に操作することが可能なわけで。取扱説明書など、ろくすっぽ読まない私にとっては、大変ありがたい限り。

羽田空港国際線旅客ターミナルの江戸小路にて「ワンポイントカラー」

まずは香港へ行く前に……はじめて足を踏み入れた「羽田空港国際線旅客ターミナル」の江戸小路にて。特定の色のみを強調する「ワンポイントカラー」を試してみました。赤い部分だけを抜き出して、それ以外はモノクロに。なんだか和な感じが引き立ちますわね。特定の色を変更する「スイッチカラー」という機能もあり、この赤を青や緑といった全く別の色に変更してしまうこともできるってわけ。

機内で「ジオラマ風」「魚眼風」

飲茶レストランで「極彩色」 「オールドポスター」

撮影モードもいろいろあって楽しい! 上記の魚眼レンズ風やオールドポスター風、極彩色やジオラマ風などの他にも、キッズ&ペット、オートシャッター(スマイル、ウインクセルフタイマー、顔セルフタイマー)、ハイスピード連写、ベストセレクト連写、手持ち夜景、ローライト、ファンタジーナイト、モノクロ、ビーチ、新緑/紅葉、スノー、打上げ花火といった、さまざまなシーンに応じた撮影モードから選べます。

また動画モードでは 通常のスタンダードに加え、iFrame動画やハイスピード動画も撮影することができます。 いずれも背面のタッチパネルで変更したい項目に触れるだけで操作できるので、カンタン楽ちん。そしてなんといっても、今回の香港旅行でもっとも楽しませてもらったのは……「ムービーダイジェスト」機能です!

撮影前の4秒間を動画として保存、1日単位で1本の動画にまとめてくれるという「ムービーダイジェスト」という撮影モード。何も考えることなく、街角スナップや、美味しそうな食材などをパチリパチリと静止画で撮っていた、と思いきや……

なななナンダコレは! 勝手にまとめあげて動画になっている!! すごい!

カメラを構えてシャッターを押すまでの4秒間、自分がどんな動きをしていたかわかるのもオモシロいですな。ズーム箇所(F2.0~F5.8の広角24mm相当からの光学4.4倍ズームレンズを備えている)も動画になっているのは驚きでした。……つづきを読む