自炊の用途が多い人には「ScanSnap S1500」がオススメ
これから自炊を始める人には、「ScanSnap S1500」と「楽2ライブラリ パーソナル」のセットモデルがおすすめだ。最大50枚を連続両面スキャンできるシートフィーダを搭載し、1分間に最大40ページ分をスキャンできる。大量にスキャンするには最適な機種で、自炊ユーザーの間では定番となっている。
楽2ライブラリ パーソナルで自炊データを管理
スマートフォンやiPad、電子書籍端末の登場によって、急速に増えている自炊ユーザー。ここでいう"自炊"とは、実物の本を自分でデジタル化(電子書籍化)することを指す。
自炊を始めると、スキャンした本のデータがどんどん増えていくが、そんなときこそ楽2ライブラリが威力を発揮する。一般的に、自炊する本のデータはJPEG形式などの画像、またはPDFファイルで保存されるが、楽2ライブラリならどちらのデータ形式でもまとめて管理可能だ。小説やコミックのシリーズごと、著者ごとでキャビネット分類すれば探すのも楽だし、読みたい本だけ各種の端末に転送して読むこともできる。楽2ライブラリで読む場合は、付箋紙機能をしおりとして使ったり、特定のページにインデックスを追加しておくと、目的のページをすぐに開ける。
楽2ライブラリでは画像やPDFファイルを直接取り込めるので、すでに自炊を行っている人も最小限の手間で移行できるだろう。
必要なページだけをまとめる機能が便利
すでに保存された中から必要なぺージだけをコピーし、まとめて1つのバインダに入れる機能がある。例えば雑誌の表紙だけをまとめたバインダを作っておけば、どの記事がどの号に掲載されているかを見つけやすくなり、コレクションとしても面白い。また、お気に入りの記事や人物、ブランドなど、自分の好きな記事やページだけをまとめておくなど、スクラップブック的にも活用できる。
「楽2ライブラリ パーソナル」はScanSnapと相性抜群
以上、定番のドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズと、文書管理ソフト「楽2ライブラリ パーソナル」の便利な機能や使い方を2回に渡って紹介してきた。改めて使い込んでみると、ScanSnapシリーズと「楽2ライブラリ パーソナル」の相性の良さを実感する。まず、両者が自然に連携するため、読み取ったデータのファイル名やフォルダ分類などを意識する必要がない。これだけで、文書管理の大部分が終わったといってよいくらいだ。
「楽2ライブラリ パーソナル」での作業は、何といってもリアルの紙文書と同じ感覚で扱える点がよい。JPEGやPDFといった異なる形式のファイル、読み取った複数の資料などを、1つのバインダに綴じておけるので便利だ。検索やインデックスといった機能が充実しており、バインダ間やキャビネット間のデータ移動といった管理の柔軟性も高い。
ScanSnapシリーズは単独でも十分に活躍してくれるドキュメントスキャナだが、「楽2ライブラリ パーソナル」と組み合わせることで、より使いやすく、快適になる。管理するデータが増えるにつれ、どんどん手放せなくなっていく。何度か述べてきたように、これからScanSnapシリーズの購入を考えている人は、「楽2ライブラリ パーソナル」とのセットモデルを検討してほしい。また、通常モデルを購入した既存のScanSnapユーザーのために、「楽2ライブラリ パーソナル」が割安で買える優待販売なども期待したいところだ。