作業効率のアップに繋がる新機能として、「全画面表示」が加わったことも覚えておきたい。全画面表示は、ドキュメントの閲覧・校正に最適な表示モードで、閲覧用の表示ではツールバーやリボンが非表示になり、デスクトップを最大限利用してドキュメントを大きく表示することができる。 また、校正用の表示では専用のツールバーが表示されるが、校正に必要な最小限の機能がまとめられたツールバーとなっていて、文書の表示スペースを狭めないよう配慮されている。
また全画面表示時の背景は変えることも可能。読むということに集中できる背景に自分なりにカスタマイズしてみよう。
また厳密には機能ではないが、Word 2011においてもそのパフォーマンスは大きく向上しており、快適な作業環境の実現に一役買っている。画像編集処理や複雑なレイアウト作成などだけでなく、保存済文書の一部を修正して印刷・配布するといった単純な使い方の多い場合でも、起動、印刷の所要時間の短縮により、十分その恩恵を受けることができるはずだ。
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Office 2008、Pages '09、Office 2011の起動時間を比較してみた。結果は、Office 2008が約9.8秒、Pages '09が約11.7秒、Office 2011が約6.7秒。パフォーマンス・レスポンスの向上は作業時間の短縮に大いに貢献してくれる。このテストは、2.4GHz Intel Core 2 Duo搭載のMacBook Pro 13"(Mid 2010)で行った |