「PC Tools Internet Security」のメールフィルター

「PC Tools Internet Security」では、メールソフトを起動すると自動的に「PC Tools アンチスパムツールバー」がインストールされる。これは、メールソフトに「PC Tools Internet Security」のアンチスパム機能を随時利用できるツールメニューを追加するもの。ウィザードのしたがって設定していけばよい。この機能は、Microsoft OutlookとMozilla Thunderbirdで利用できる。

図15メールソフトを起動すると「PC Tools アンチスパムツールバー」の設定ウィザードが起動する。「次へ」ボタンをクリックする

図16「メールコンタクトの管理」でスパムフィルターから除外するアドレスをメールソフトのアドレスブックスからインポートする

図17スパムフィルターを適用した際の処理を設定

図18スパムメールを隔離するフォルダを設定する

図19学習機能のための設定も行う

図20設定完了

設定が終了するとメールソフトが起動する。起動したメールソフトに新規メニューとPC Toolsのアイコンが右側に追加されているのが確認できる。

図21 メールソフトにメニューとアイコンが追加される

追加されたメニュー「PC Tools アンチスパム」の内容は(図22)のようになる。ここでアンチスパムとして登録していく。ここから「PC Tools Internet Security」のアンチスパム設定へ直接アクセスすることもできる。右側のPC Toolsのアイコンをクリックしても同様の内容が表示される。

図22 追加されたメニュー「PC Tools アンチスパム」

スパムメールが着たら、スパムメールを選択してメニューの「PC Tools アンチスパム(P)」をクリックして「スパム(S)」を選択する。すると「スパムメールを学習させる」ダイアログが起動する。チェックボックスにチェックを入れて「OK」ボタンをクリックするとフィルターがスパムを学習する。

図23「スパムメールを学習させる」ダイアログ

このよう手動で学習させていくことで、フィルター機能を追加で強化することも可能だ。