Macの場合、スリープ状態からの復帰は一瞬で完了する。また、スリープ時の電力消費も少ない方だ。そのため、通常はOSをシャットダウンせずにスリープさせておく方が便利だ。

しかし、消費電力が少ないといっても、スリープ状態で数日放置しておくとバッテリーはかなり減ってしまう。使用頻度が少ない場合は、気がついたら残量がなくなっていた、ということもよくあることだ。

今回のMacBook Airの場合、スリープ状態で一定時間たつとスタンバイモードに移行するようになっている。アップルによればスタンバイモードでのバッテリー持続時間は最大30日間とのこと。これなら、こまめにシャットダウンしなくても安心して使用できる。

ちなみに、スタンバイモードからディスプレイを開くと、ほとんど一瞬で復帰する。従来のスリープからの復帰とあまり変わらない印象だ。

スタンバイモードでディスプレイを開くと、ほとんど一瞬で復帰して使用可能な状態になる

MacBook Air 11インチモデルの電源キー(左)は、MacBook Pro 13インチモデルの電源ボタン(右)のような独立したボタンではなく、キーのひとつとして搭載されている