リカバリメディアの作成

最後に、Partition Manager 11の新機能のUSBメモリにリカバリメディアを作成してみよう。光学メディアと比較すると、高速であり使い勝手がよい。ネットブックのような光学ドライブのないPCでも利用可能になる点も便利であろう。リカバリメディアにはWindows PE 3.0が使われ、最新のPCにも対応する。作成はインストールを行ったセットアップメニューから、[リカバリーメディアの作成]を選択する(図16)。

図16 リカバリメディアの作成

書き込みウィザードが起動する(図17)。

図17 書き込みウィザード

保存先のメディアで、[USBフラッシュメディア]を選ぶ(図18)。

図18 保存先

メディアの選択を行う(図19)。

図19 メディアの選択

確認が行われ、ファイルがコピーされる(図20)。

図20 コピー中

書き込みが完了したら、[完了]で終了する(図21)。

図21 書き込みの完了

430MBほど消費した。もし、操作を誤り起動不能といった場合には、リカバリメディアから復元を行うことができる。実際に起動したのが、図22である。

図22 リカバリメディアから起動、ツールメニューでは、ドライバやネットワークの設定ができる

Partition Manager 11は、基本機能もさることながら、バックアップ機能などにより、安全にパーティション操作を行うことができる。ネットジャパンでは、体験版も提供しているので、興味を持たれた方はぜひお試しいただきたい。