パーティション操作を行う
バックアップが完了したら、パーティションの操作を行う。ここでは約80GBのHDDを分割してみる。Partition Manager 11のメイン画面で、「ローカルディスク(C:)」とあるパーティションを選択する(図8)。Windows 7ではインストール状態によって、先頭にシステム用領域や未割り当ての領域があるが、そちらはいじらないようにしよう(システム用領域はBitLockerで使用される)。
[パーティション]メニュー、もしくは[ハードディスク]タブの[パーティションの移動/サイズの変更]を選択する。Partition Managerが起動する(図9)。
ここで、パーティションのサイズの変更を行う。ここでは[後ろの未割り当て領域]を設定する。可能な数値は、右に約67GBと表示されている。「40000MB」と数値をボックスに入力してもよいし、[▼]でスライドバーを表示し調整してもよいだろう(図10)。
数値はPartition Manager 11により少し変更されることがある。[はい]をクリックするとPartition Manager 11に戻り、操作が保留される。バックアップ同様に[適用]をクリックすると、再度確認が行われ、操作が実行される。さらに図11が表示され、システムの再起動が求められた。
再起動すると、実際の操作が行われる。
その後、chkdskなどが行われる。
新しいパーティションを作成
作業が完了すると、Cドライブの後に未割り当て領域ができる。新たにOSをインストールする場合などはこのままでもよいが、データ領域に使う場合には、新しいパーティションにし、ドライブレターを割り当てる必要がある。この操作もPartition Manager 11なら、簡単に行える。未割り当て領域を選択し、[パーティション]メニューの[パーティションの作成]を選ぶ。Partition Managerが起動する(図13)。
パーティションの種類やファイルシステムを設定し、[はい]をクリックする。Partition Manager 11に戻るので、保留されている操作を適用する。操作が適用される(図14)。
実際に今回の作業を見てみると、図15のようになる。