HPのこだわりでもあるデザインについては、飽きのこないシンプルなものでありながら、高級感のあるディテールが特徴。シャンパンゴールドモデルは、天板とパームレスト部分に格子模様の「ZEN-design」が採用されており、手触りのよい質感に仕上がっている。ちなみにブラックチェリーモデルは、天板にのみ「ZEN-design」が採用されている。そのほか、海外の新鋭アーティストによる壁紙が用意されており、シャンパンゴールドモデルには、英国のイラストレーター・Laura Barnardの作品が、ブラックチェリーモデルには、米国のイラストレーター・Amy Ruppelの作品がデフォルトで設定されているなど、壁紙ひとつにもこだわるあたりは、HPならではといった印象を受けた。
また外観だけでなく、キーボードやクリックパッドも使い勝手を考えられた設計となっており、とくにキーボードに関しては、フルサイズキーボードを搭載しながら、ボタン1つでアプリケーションを起動できるクイックローンチキーが別途用意されているため、Webブラウザの起動や、印刷コマンドなどが瞬時に行えるというのが非常に便利。クリックパッドは、かなり大きめなので操作はしやすい。表面上はクリックボタンとパッド部分に境界はなく、シームレスな機構となっている。マルチタッチにも対応しているため、2本の指を使った操作も可能だ。
キーボードはフルサイズ。左にはクイックローンチキーを配置し、アプリケーションなどをワンボタンで起動できる。さらに上部にはファンクションキーが並び、無線LAN機能のオン/オフキーや、ボリュームの大きさを調整するボタンが配列されている |