KDDIでは、「ちょっと変わったものを出したぐらいではユーザーは驚かない」(コンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部長 増田和彦氏)という状況で、携帯のデザインだけでなく、周辺機器を含めてトータルでライフスタイルを提案するiidaのコンセプトを強調する。増田氏は、iidaをスタートした当初に目指していたイメージの構築の効果が出始めていると話す。
アップルのiPhoneの登場でにわかにスマートフォンが注目を集めているが、増田氏は「まだ多くのお客様が通常の携帯電話を求めている」と指摘。全端末がスマートフォンにはならないとの認識を示し、そうしたユーザーに対するさまざまな取り組みを強化していく考えを示す。
出遅れが指摘されるKDDIのスマートフォン戦略だが、増田氏は通常の携帯と平行してスマートフォンへの注力も強調しつつ、キーの押しやすさなどの使い勝手の部分にもこだわったLIGHT POOLの魅力を訴える。なお、iidaブランドでスマートフォン戦略に関して増田氏は「検討中」とだけ答えている。
LIGHT POOLと同時に発表された周辺アイテムとしては、独特のデザインのケース「LIGHT POOL JACKET」(坪井浩尚氏・8,820円)、表面に貼って光をアレンジする2種類のシール「LIGHT POOL FILM」(同・680円)を専用アイテムとして提供。
ブレスエアーという特殊素材を使用し、LIGHT POOLを収納するとLEDの光が柔らかくなって幻想的に見える携帯ケースLIGHT POOL JACKET |
LIGHT POOLに張り付けて、光の表情を変えられる和紙、スモークの2種類のデコレーションシールLIGHT POOL FILM |
さらに汎用的なアイテムとして、ビスケット型のACアダプターケース「Biscuitta」(参る(マイル)・990円)、ACアダプタのコードホルダー「CORD ROUTER」(DRILL DESIGN・1,980円)、車型の多機能ストラップ「CLIPCAR」(DRILL DESIGN・1,320円)、バッグに取り付けられる携帯ケース「PHONECAGE」(高橋理子氏・2,480円)が発売される。