S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat Benchmark

ゲームタイトルはDirectX 11からテストして行きたい。まずはS.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat Benchmark。ベンチマークはDirect X11モードを選択し、Presetの項目は「Ultra」に設定している。

ここでも3DMarkの時と同じような結果が出ており、GTX 465比で言うと、GTX 460の768MB版で互角、1024MB版やOC版では上位製品を超えてしまう逆転現象が起こっている。競合のHD 5830と比べてみても、GTX 460の優秀さが目立つ結果となった。

Unigine Heaven Benchmark v2.1

もうひとつDirectX 11のテストで、Unigine Heaven Benchmark v2.1だ。新バージョンでテッセレーションの効果(負荷)の程度などが設定できるようになったので、今回はその設定項目から「Tessellation」のメニューを標準のNormal、高負荷のExtremeの2種類に変えながら実行してみている。

テッセレーション・モンスターを自称するGeForce 400系だけに、テッセレーションを多様するこのテストでは、対Radeonでは相変わらず段違いの性能を発揮している。ただ、GTX 465とGTX 460を比べると、これまでのテストではうって変わって、GTX 460がGTX 465に及ばないという結果で、さらに、高負荷の方がGTX 465が優位になるという傾向も見て取れる。この明らかな違いは、両者のハードウェア・テッセレータ・ユニットの実装が異なるということを示し、GPUアーキテクチャの違いを裏付けるだろう。