ノートPCでもグラフィックスカードを使いたい?

ノートPCでもPCI Expressの拡張カードが使えるようになるという"キワモノ"パーツが発売となった。PCI Express x1用の「PE3」と、PCI Express x16用の「PE4H-EC2C」の2種類が用意されており、価格はそれぞれ、6,000円前後と15,000円前後。T-ZONE PC DIY SHOPとクレバリー1号店では動作デモも公開されているので、参考にするといいだろう。

T-ZONE PC DIY SHOPでは、ノートPCに24TBのストレージを接続するデモ

PE3はExpressCard/34タイプの製品で、ノートPCの外部にはみ出す部分にPCI Express x1スロットとUSB2.0コネクタが1つずつ搭載されている。PCI Express x1スロットはエッジフリー仕様になっており、x1以外のカードも装着できる。

PCI Express x1→ExpressCardへの変換カードとなる「PE3」

USBコネクタの両脇には電源端子も見えるが、改造は自己責任で

PE4H-EC2Cは、ExpressCard/34カードと、PCI Express x16用の基板、電源ユニット用の基板がセットになったもの。別途ATX電源を用意することで、電力が必要なグラフィックスカードも利用できるようになる。

「PE4H-EC2C」のセット内容。左上のPCI Express x16基板は中が見えない

付属するPCI Express x16用の基板はこれ(T-ZONE PC DIY SHOPのデモ)

ショップではノーブランド扱いとなっていたが、WEBで見る限り、どうやらBplus Technologyという台湾メーカーの製品のようだ。店頭では、開発者向けの機器という位置付けになっており、動作を保証するものではないとの注意書きがあるので留意されたい。